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2023年度 ホームスクール&ホームエデュケーション家庭 全国アンケート 概要
【アンケート対象】
〇日本国内で、ホームスクール/ホームエデュケーションを実践している保護者の方 (お子さんの年齢が3歳以上20歳未満のご家庭)
〇アンケート回答結果を、インターネット上や各機関等へ向けて公開することに同意くださる方
【本アンケートにおけるホームスクール/ホームエデュケーションの定義】
「ホームスクール/ホームエデュケーションとは、年間30日以上学校に登校せずに、家庭に拠点を置いて学習を行う多様な学び(オルタナティブ教育)の一様式である」
【設問数】
全24問
〇ホームスクール/ホームエデュケーションを行っている保護者への質問(10問)
〇ホームスクール/ホームエデュケーションを行っている子どもに関する質問(14問)
【アンケート実施方法】
SNS(Twitter・Facebookなど)および団体HP・ブログ上で、ホームスクール/ホームエデュケーション実践家庭へアンケート回答を呼びかける。
【アンケート実施期間】
2023年8月1日(火)~ 2023年8月31日(木)
【アンケート回答数】
90世帯(118名分)
【アンケート企画・運営】
ホームスクール&ホームエデュケーション家族会
アンケート運営チーム
https://lit.link/hshefamily
【アンケート作成協力】
長崎大学教育開発推進機構生涯教育センター准教授
岡田 佳子(おかだ よしこ)氏
【 ホームスクール/ホームエデュケーションを行っている保護者への質問】
(全24問中10問)
問1 お住まいの都道府県・市区町村
問2 本アンケート回答者の立場を教えてください
問3 前問で回答された方のご職業を教えてください
問4-1 ご家庭の親子関係についてどのように感じていますか?
問4-2 前問でそのように感じている理由をお書きください(自由記入)
問5 ホームスクール/ホームエデュケーションについて相談できる人はいますか?
いる場合はどのような関係の方ですか?
問6-1 ホームスクール/ホームエデュケーションを実施する上で、保護者の「働き方」「収入」に変化がありましたか?
問6-2 ホームスクール/ホームエデュケーションを実施する上で、「保護者の働き方」「収入」にどのような変化がありましたか?(自由記入)
問7 ホームスクール/ホームエデュケーションに関する保護者の「困りごと」は何ですか?
問8 ホームスクール/ホームエデュケーションに関する保護者の「社会に求める要望」は何ですか?
問9 ホームスクール/ホームエデュケーションの「良さ・魅力・やりがい」について教えてください(自由記入)
問10 ホームスクール/ホームエデュケーションの「認知度向上」および「経済的支援獲得」のために、何かしらの行動をされている方へ。実際に どのような行動をされていますか?(自由記入)【 ホームスクール/ホームエデュケーションを行っている子どもに関する質問】
(全24問中14問)
問11 ホームスクール/ホームエデュケーションを行っている子どもの年齢・学年 【2023年4月2日時点】
問12 ホームスクール/ホームエデュケーションを【始めたときの】子どもの年齢
問13 ホームスクール/ホームエデュケーションを実践している期間
問14 現在、どのスタイルのホームスクール/ホームエデュケーションを行っていますか?
問15 ホームスクール/ホームエデュケーションを始めた理由・きっかけ
問16 子どもに対して、在籍している学校に復帰して欲しいという気持ちはありますか?
問17 ホームスクール/ホームエデュケーションに対する不安についてお聞きします。
どのような不安がありますか?
問18 教科学習の「学習進度」「取り組み状況」について教えてください
問19 子どもの教科学習のツールについて、保護者が「良いと感じたもの」があれば教えてください。
問20-1 子どもの「体験型の学び」について、保護者が「良いと感じたもの」を教えてください。
問20-2 前問でチェックを入れた項目について、良いと感じた理由を教えてください(自由記入)
問21 家庭外での学び・つながり ※月1回以上の頻度で子どもが関わっているもの。
問22-1 「教育支援センター(適応指導教室)」の有無と、利用状況について教えてください。
問22-2 「教育支援センター(適応指導教室)」 に1回以上行ったことがある方へ。
「教育支援センター(適応指導教室)」 の満足度を教えてください。
問22-3 「教育支援センター(適応指導教室)」 に1回以上行ったことがある方へ。
上記の回答をした理由をお書きください。
問23 子どものホームスクール/ホームエデュケーションにかかる『月額の交通費』を、「千円単位」で回答してください。
問24 子どものホームスクール/ホームエデュケーションにかかる『月額の費用(交通費を除く)』を、「千円単位」で回答してください。
【その他】メッセージがあれば自由にご記入ください(自由記入)
回答世帯数は2021年が164世帯、2022年が301世帯、2023年の今回は90世帯でした。
回答世帯数は、多い順に「関東地方」(58.9%)、「関西地方」(13.3%)、「中部地方」(8.9%)、「九州・沖縄地方」(7.8%)、「北海道」(6.7%)、「東北地方」「中国地方」(各2.2%)でした。
※四国地方は回答者無し。
本アンケートの回答者は、9割以上が母親でした。
子どものホームスクール/ホームエデュケーションに関する情報収集・対応なども、主に母親が対応していることがわかります。
本アンケートの回答者の職業は、「専業主婦/主夫」(46.7%)、次いで「パート・アルバイト・非常勤職員」(24.4%)、「自営業/個人事業主」(16.7%)、「正社員」(8.9%)、「会社役員/法人役員」(3.3%)でした。
約半数(53.3%)のご家庭が、何らかの形で就業しながら、ホームスクール/ホームエデュケーションをされているのが分かりました。保護者の働き方や収入の変化は、問6をご覧ください。
ホームスクール/ホームエデュケーション家庭の親子関係は「とても良い」「おおむね良い」が合わせて95%以上で、「とても悪い」「やや悪い」は0%でした。
問4-2「前問でそのように感じている理由をお書きください」では、「とても良い」「おおむね良い」と回答した保護者から「親子間の会話が多い」というコメントが多く見られました。
「どちらともいえない」(4.4%)の中には、親子の物理的・心理的な距離の近さや、子ども以外の家族との関係に悩む声がありました。
教育委員会の教育相談や、こども家庭センター、厚生労働省HP掲載の各種相談窓口のように、自治体および自治体から委託を受けた民間団体の支援が無料で受けられることがあります。また、医療機関での家族相談(有料)もあります。
必要な家庭に相談窓口の情報が届くように、学校や自治体から適切に提示されることも重要です。
問5 ホームスクール/ホームエデュケーションについて相談できる人はいますか?いる場合はどのような関係の方ですか?
ホームスクール/ホームエデュケーションについて相談できる人の上位は、1位「パートナー(夫・妻)」(60.0%)、2位「ホームスクール/ホームエデュケーションを行っている保護者」(50.0%)、3位「多様な学び/ホームスクール/ホームエデュケーション/不登校に関する支援団体(親の会含む)」(45.6%)でした。
全体の約9割の家庭に、何らかの形で相談できる相手がいる一方で、約1割の家庭から「相談できる人はいない」(11.1%)という回答がありました。
ホームスクール&ホームエデュケーション家族会としても、相談先の選択肢の一つとなれるように、隔月でZoom保護者おしゃべり会を開催しています。
相談したいと思ったときに、気軽に相談できる人を複数確保していくことが、子育てに煮詰まらないためのポイントとなるでしょう。
長崎大学教育開発推進機構生涯教育センター准教授
岡田 佳子(おかだ よしこ)氏
(X @yo_0kada)
2023年度ホームスクール&ホームエデュケーション家庭全国アンケートにご回答いただいた皆さま、ならびにアンケート告知にご協力くださった皆さま、誠にありがとうございました。
ホームスクール&ホームエデュケーション家族会(以下、家族会)は、多様な学びのひとつ「ホームスクール/ホームエデュケーション」の社会的認知度の向上と将来的な経済的支援獲得を目指し、2021年1月に設立しました。 家族会は、主に4つの事項に取り組んできました。
(1)家庭を拠点とした教育・学びについての情報提供。「ホームスクール&ホームエデュケーション総合情報サイト」の制作・運営。
(2)家庭を拠点として学び生活している親子の孤立や不安を減らすためのオンラインの繋がり。「ホームスクール&ホームエデュケーション家族保護者のためのZoomおしゃべり会」の企画・運営。
(3)家庭を拠点とした教育・学びを実践する家族のオンライン・コミュニティとしてのFacebookグループ(参加無料)の運営。
(4)「ホームスクール&ホームエデュケーション家庭 全国アンケート」の実施および結果公表。
第3回目となる全国アンケートの報告書を公表させていただいた今、繋がった家族同士が力を合わせて、社会的なアクションを起こしていくことが求められると考えます。
今後は、
〇日本全国で実践者同士がリアルで繋がり交流する機会を提供していく家族会支部作り
〇ホームスクール&ホームエデュケーションを実践している複数の家庭の日常風景をまとめた小冊子/書籍の出版
に向けて動き出したいと考えていますが、運営スタッフの人員不足、スキル不足もあり、前進するスピードは決してはやくはありません。
家族会の設立目的である「ホームスクール/ホームエデュケーションの社会的認知度の向上と将来的な経済的支援獲得」に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひお力をお貸しください。家族会の運営スタッフとしてご参加いただき、一緒に活動していきましょう。ご連絡をお待ちしております。
2023年11月27日
ホームスクール&ホームエデュケーション家族会
運営スタッフ一同
【ホームスクール&ホームエデュケーション総合情報サイト】
https://peraichi.com/landing_pages/view/hshe
【BLOG】
https://ameblo.jp/hshe2020/
【X】
https://twitter.com/HSHE2021
【Facebookグループ】※当事者グループ・参加無料
https://www.facebook.com/groups/244058803798764